【乳がん体験記・大学病院編】大学病院の初診って何をするの?

乳がん

こんにちは!ベティーさんです。

クリニックの検査で「乳がん」が発覚し、専門病院(がんセンター、大学病院など)を紹介された後はどうするの?

【乳がん体験記】では、「乳がん」になった私が実際に受けている乳がん治療の内容をご紹介しています。

クリニックから大学病院を紹介されて初診ではどんな診察&検査を受けるのか、また受付・診察・検査の流れも私の実体験を紹介しながらお伝えしていきすね!

ベティーさん
ベティーさん

クリニックで紹介状をもらったら、次は大学病院へ行くよ!

持っていくもの

まずは持っていくものです。

  • 保険証
  • 紹介状
  • お薬手帳
  • 自分のスケジュールがわかるもの(スケジュール帳など)
  • 資料が入る手提げ

保険証、紹介状は忘れないと思いますが、お薬手帳も持っていきましょう。持病や病歴なども乳がんの治療方針に影響してきますね。

この後は検査や手術のスケジュールをどんどん決めていくことになります。3ヶ月先ぐらいまでの自分のスケジュールが大体わかるようにしておくことをオススメします。

医師から乳がんの病理の説明、治療の流れなど、資料を基に説明があります。また、診療の領収証などもとっておく必要があるので、資料を入れられる手提げやクリアファイルなどを持参すると便利ですね。

受付

大きな大学病院はだいたい郊外にあり、駅からバスを利用する、または自家用車でいく場合が多いと思います。初診時は余裕を持って、予約時間の30分ぐらい前に着くようしたいですね。

病院内も広いので移動にも少し時間がかかったり、目的の科に行くのに迷ったりもします。待ち時間も長い場合が多いのでトイレも済ませておきましょう。

最初に総合受付に行きましょう。

ここで、「保険証」「紹介状」を提示します。「診察券を作ってくれます。さらに診察用のファイルを渡される病院が多いと思います。このファイルを持って診察を受けるようになります。

受付から「◯◯番の乳腺外科に行ってください」と言われると思います。診察用ファイルを持って。指定された番号の科へ向かいましょう。

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指定の乳腺外科で受付をします。診察ファイルを確認し、受付近くにある血圧計で自分の血圧を測り、自分の番号が(または名前)呼ばれるまで待機します。

診察内容

問診

総合受付をしたあとは、乳腺外科にいきます。乳腺外科の受付では血圧を測り、さらに問診票を記入して呼ばれるまで待ちます。番号で呼ばれて診察室へ。

担当医師から、クリニックでの検査結果、問診票を基に問診があります。

触診

医師により、乳房のしこりのある箇所と、反対の乳房も触診で確認していきます。

結構グリグリ押されるので、けっこう痛かったです。

検査

医師による問診と触診のあと、マンモグラフィーと超音波検査を受けます。

マンモグラフィーは局所部分も潰されて念入りに検査をするので、「イタタタ…」とちょっと声が出てしまうぐらい痛かったです。

看護師さんが「ごめんなさいねー。痛いですよね。」と気を遣って声をかけてくれました。。

超音波検査も、クリニックの時よりも時間をかけてに行われました。

*大学病院の場合、研修医や大学生が見学する場合があります。医師が診察前に「研修医が同伴ですがいいですか?」とか「見学しても大丈夫ですか?」と確認をするので、見られたくない場合はちゃんと断れば大丈夫です。

病理の説明

検査のあとは、再び診察室に呼ばれます。

そこで、クリニックで行った生検検査データと、今日行った検査(マンモグラフィー、超音波検査)を基に担当医師から病理についての説明があります。

私の乳がんの「病期」や「癌のタイプ」の説明です。

★この時点での私の乳がんタイプを説明されました↓

私の乳がんタイプ
  • 乳がん:右
  • 針生検の病理検査:浸潤癌
  • 乳がんのタイプ:ホルモン受容体陽性
  • 乳房内のがんの広がり:*M R I検査
  • リンパ節転移の可能性:*P E T検査
  • 病期:II期(手術後にI期となりました)

治療の流れ

病理の説明を受けた後に、大まかな治療の流れを説明してくれます。

治療の流れ
  • 手術前検査
  • MRI検査
  • PET検査
  • 麻酔の問診、歯の診察
  • 手術(部分切除)
  • 入院(約1週間 / 術後の経過次第で延長あり)
  • 自宅療養(約2週間)
  • 放射線療法(1ヶ月=30回)
  • 術後ホルモン療法(5年間)

というのが、大まかな私の乳がん治療の流れでした。

ベティーさん
ベティーさん

「やっぱり、治療は長くかかりそうだな・・・」

スケジュールを決める

病理の説明、治療の大まかな流れの説明を受けたあと、まずは手術の日にちを決めます。

私は、なるべく早く治療を進めたいという気持ちで、手術はスケジュールが空いている中で一番早い1ヶ月後の日にちに決めました。

手術の前にはいくつかの検査があります。

生検やマンモグラフィー、超音波では分からない詳細な乳がんの状態を調べ、それによって手術内容が計画されていきます。

▶︎他の部位への転移があるか?

▶︎リンパ腺への転移はあるのか?   などなど

乳がんの診察を受けていると、その場で決断していかなければならないことがよく出てきます。

▶︎決断することが多い!

手術や検査のスケジュールもその場で決めていくことが多くなります。スケジュールが遅れれば、治療がどんどん先送りになってしまいます。

▶︎乳がん治療を第一優先にできる環境を作っておく!

▶︎2〜3ヶ月間ぐらいの自分のスケジュールは余裕を持っておく!

自分一人で決められない方は、ご家族や信頼できる方に同席してもらうといいでしょう。(但し、同席は1名で)

ベティーさん
ベティーさん

決断することが多いよ!自分一人で決められない時は、相談できる人に同伴してもらおう!

また、検査の結果によって入院期間が長くなったり、治療内容が変わったりするので、想定されるケースを知っておくことで心の準備もできると思います。

まとめ

診察は時間に余裕を持って!

皆さんもご存じだとおもいますが、大学病理など大きな病院の待ち時間は長いですよね。

予約の時間に行っても、30分ぐらい待たされるのは結果当たり前な感じです。

私の大学病院の初診の時も、行くまではどんな診察や検査を受けるのかわからず、時間もどのくらいかかるのか予想がつきませんでした。

丸一日空けておいたので、待ち時間は仕事のスケジュールを確認したり、スマホで時間を潰したりしていました。

私のすぐ後に、若いママさんが診察をうけていました。

どうやら「お子さんのお迎えの時間」に間に合わないようで、検査を受ける前に、途中で帰られる方もいらっしゃいました。

なかなか忙しい合間を塗って診察に来る方も多いと思います。

なるべく余裕を持ってくるようにしたいですね。

ベティーさん
ベティーさん

時間もかかるし待ち時間も長いので、余裕を持っていきましょう!

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