【乳がん体験記・①診断編-2】「乳がん診断」が出るまでは?初診の3つの準備と心構え

乳がん

こんにちは!ベティーさんです

現在58才、乳がん治療中です(2022年7月現在)

初めて乳腺科に行くときは、ちょっと緊張しますよね。

「時間はどのくらいかかるの?」「どんな検査をするの?」「お医者さんから何を言われるの?」などわからないことだらけですよね。

そこで、私が実際に受けた診察・検査を紹介していきますね。

ベティーさん
ベティーさん

初めての乳腺科。めちゃくちゃ緊張しましたよー!

初診での診察&検査

医師による問診・触診

まず初めに問診票を記入します。

どんな症状なのか?しこりがある場所、痛みなど、いつからその症状があるのかなど。

また、他の基礎疾患やアレルギーの有無、過去に大きな病気や怪我をしたことがあるのか、入院歴など。

その後、医師の診察がありました。

問診票を見ながら症状などを確認していきます。

私の場合は「しこり」があるので、医師が触診しながら「あーここね」としこりのある部分をグリグリ押しながら確認していきました。

マンモグラフィー検査

その後、マンモグラフィーと超音波(エコー)検査をします。

マンモグラフィー検査はオッパイを潰されて「痛い!」と聞いていましたが、健康診断の時はそこまで痛いとは感じていませんでした。

ところが、今回はかなりオッパイを平に潰され、しかも縦と横の2方向と2回オッパイを潰されてかなり痛かったです。

看護師さんが「痛くてごめんなさいね」と謝りながら、それでもかなりしっかりオッパイを潰し、透明の板にはさんで検査をしてくれました。

ベティーさん
ベティーさん

オッパイ痛かったっす…💦

超音波(エコー)検査

次に超音波(エコー)検査をします。

診察台に横になり、少し部屋を暗くして行われました。

胸に透明のジェルを塗り、超音波プローブ(超音波の出る機材)を胸に当て、画像でオッパイの内部を見ていきます。

こちらの検査は痛みもなく、リラックスしながら横になっていました。

ただ、しこりのある部分は看護師さんが時間をかけて、超音波プローブを当てながら画像をまじまじと観察していたので、「あー何かヤバイものがあるのかなぁ〜」「看護師さんも“がん”だと思っているのかなぁ〜」と、不安な考えがずーっと頭の中をよぎっていました。

「はい、終わりましたよ」と看護師さんに言われ、その場では看護師さんからは何も告げられずに待合室で待つことになりました。

細胞診(穿刺吸引細胞診)

その後、また医師の診察になります。

診察室に入ると、医師がマンモグラフィーの画像と超音波検査の画像を見ながら

「うーん、これは悪い結果かも・・・」と一言

「えーっ!が・ん・で・す・か?」と私

どうやら超音波検査の「しこり」部分の画像を見ながら

「このボコボコした形がちょっと気になりますねー」と医師

「細胞診をやりましょう」と言い、その場で直ぐに細胞診の検査をすることになりました。

医師から細胞診の詳しい説明があり、

「ちょっと準備しますね。横になっていてください」

私は診察台に横なり胸にタオルをかけられて待っていると、

「ちょっとチクっとしますからねー。痛くないようにやるからリラックスしてくださいねー」

と医師がかなり大きめの注射器を持って現れました。

「がんの疑いがあることでショックを受けている上に、マンモグラフィー検査でオッパイが痛めつけられ、そこに注射針を刺されるなんてー!」

医師はしこりの位置を手で確認しながらブチっと太めの針をさし、一瞬で採取は終わりました。

「結果は、1週間後にまた来てくださいね」と言われ、この日の診察は終わりました。

初診の3つの準備と心構え

スケジュールを確認しておく

マンモグラフィー検査やエコー検査で“乳がん”の疑いがある場合は、『細胞診』でがんの細胞を採取して生検が行われるようです。結果はだいたい1週間後に聞きにくる流れです。

その後もさらに詳しく検査をする場合は『組織診』も行われ、結果が出るのが約1週間後です。

診察&検査はほぼ予約制なので、万が一「乳がん」の診断が出た場合、なるべく検査や治療を早く進めていくために、1ヶ月ぐらい先のスケジュールは確認をしておくといいでしょう。

仕事のスケジュールを優先しがちですが「がん」は命に関わる疾病です。

検査や診察の日程を最優先にすることをお勧めします。

診察&検査時間は余裕を持って

追加検査などで診察時間が予想以上に長引くこともあります。 私も初診時にどんな診察や検査をするのか全くわかっていませんでした。

まさか、乳房に注射を刺されるとは夢にも思っていなかったです。

診察は1時間ぐらいで終わるのかと思っていましたが、なんだかんだで2時間ぐらいはかかったと思います。

なので、診察がある日のスケジュールは余裕を持って、診察の後はあまり予定を入れずに帰宅できる様にしておくことをオススメします。

現金を持っていく

初診で外来の支払いが、クレジットカードが使えない場合があります。

私はたまたまこの日現金を持っていましたが、『細胞診』などの検査は現金支払いになることがある様です

2〜3万円ぐらいは現金を持っていくと安心ですね。

悪い結果の場合は?(心構え)

クリニックでの診察で、医師から「乳がんの疑いがありますね〜」なんて言われてしまったら、頭が真っ白になってあれやこれやと、悪い事を次から次へと想像してしまいますよね。

私も医師から「乳がんっぽい」と言われた時はショックでかなりパニックになりました。

まだ詳しい検査結果が出ていないうちは、自己判断で悪い事をあれやこれやと想像しないことをお勧めします。

落ち込むのであれば、検査結果が出てから!

それに「乳がん」と一言で言っても、人それぞれで症状や進行度、悪制度が違います。

次の結果が出るまでは、「乳がん」の事は一旦忘れていつもの日常生活を送るように心がけてほしいですね。

まとめ

  • 初診では医師による問診&触診→マンモグラフィー検査→超音波(エコー)検査
  • 私の様に「乳がんっぽいな〜」となると、細胞診(穿刺吸引細胞診)があります
  • 1ヶ月ぐらいのスケジュールは確認しておきましょう
  • 診察や検査で時間が長引くことがあります
  • 初診であれこれと悪い想像しない(検査結果が出てから)

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