【乳がん体験記・①診断編-3】「乳がん診断」が出た後は何をするの?

乳がん

こんにちは!ベティーさんです。

現在58才、乳がんの治療中です。(2022年7月現在)

私の場合はクリニックで3回目の診察(検査の結果)で「乳がん診断」が出ました。

「乳がん診断」が出た後は、医師に紹介状を書いてもらい専門病院に行くことになります。

このブログでは、私が「乳がん診断」を受けて専門病院に行く流れがわかります。

細胞診の検査結果&組織診

細胞診の結果

1週間後に、期待と不安が入り混じった気持ちで検査結果を聞きに朝9時に再び病院へ。

医師から言われたのは「細胞診の結果は“不明”です」。医師によると、この穿刺吸引細胞診では「不明」と出ることも多いようです。

“不明”≠がんではない

ではないそうです。細胞診では「わからない」という結果だそうです。

すると次に、

「この後、針生検をやりましょう。時間ありますか?」と聞かれ、

「あります。あります。今日やっちゃってください。」ということで針生検(組織診)をやることになりました。

組織診(針生検)

私が受ける針生検(コア針生検」)は乳房に麻酔の注射を打って行うため手術扱いになります。採取に1時間ほどかかるので、午前中の診察の最後に行うことになりました。

2時間ほど時間を潰して病院に戻ってきました。

私は診察室に横になると医師から

「部分麻酔をするから痛くないからねー」と言われ

「痛くないようにお願いします」と私

『コア針生検査』は注射針より少し太い針を使い、バネの力を利用して組織を採取する検査方法です。

麻酔の注射をオッパイにうって、しばらく待ちます。

オッパイとその周りを消毒し、医師が採取ようの器具持って私の横にスタンバイ。

「パチンと大きい音がするからびっくりしないでねー」

と医師から言われ、しこりの場所をゴリゴリと指で確認しながら針を刺していきます。

ブスッ!

「いたっ!」

ベティーさん
ベティーさん

麻酔効いてるのかなぁ〜? 痛くないって言ったよね〜??

私は不安に思いながら、とりあえず身体を動かさないように痛みをガマン

パチン!

次にパチンと大きな音がして、針を抜き取っていきます。

「はい、終わりましたよー。止血していきますねー」

まずは医師が太めに折り畳んだガーゼを傷口に当て、15分間手で押さえていきます。

「あと10分・・・」

隣にいる看護師がタイマーで時間を測っていきます。特に会話もなく、なんだか気まずい時間帯です。しかも、強めに傷口を上から押さえつけられているのでかなり痛い!

ベティーさん
ベティーさん

オッパイ痛いよぉ〜💦 早く15分経たないかなぁ〜。

医師、看護師、私の全員が思っているようです。医師が傷口を15分押さえて止血した後は、二人がかりで“さらし”の様な布を胸に巻いていきます。

傷口は痛みがありますが、布をきつめに巻いているのでオッパイはブラをしていませんが安定感があり少しホッとしました。医師から、

「はい、これで終わりです。お疲れ様でした」

「次は連休が入るので、2週間後に結果を聞きにきてくださいね」と言われ、2週間後の予約をとってこの日の診察は終わりました。

*組織診の検査料金は2万円ぐらいでした

検査を受けた時期は、「加齢で乳腺が硬くなっているんだろう」とか「まさか乳がんじゃないよね」と根拠もなく自己判断をしていました。

2週間後の検査結果が出るまでは・・・

組織診の検査結果(乳がん告知)

週間後、再び病院へ。

健康には自信があったので「どーせ乳がんじゃないね」と思いながら診察室へ。画像を見せながら医師が私に告げたのは

医師:「乳がんだよ・・・」

私:「げーーーーー!うそでしょ!」

まさか私が・・・ってよくドラマとかであるけど、まさにそれ。この私が「乳がん」になちゃった・・・

一瞬で家族のこと、仕事のこと、これからのこと・・・あれこれと頭の中をぐるぐる、ぐるぐる。

なんとか冷静さを装い、これからの治療のことを聞かねばと・・・

ベティーさん
ベティーさん

これが「がん告知」かぁ〜

「乳がん診断」が出た後は?

さあ、「乳がん診断」が出た後は、どんな流れになるかお伝えしていきますね。

専門病院を決める

医師からは2箇所の専門病院を提案されました。

「Aがんセンター、またはB大学病院から選んでください。」

Aがんセンターはよく利用する高速道路のインター入り口近くにあり、場所は把握していました。車で40分ぐらい、電車とバスを乗り継いで1時間ぐらいのところです。

B大学病院は比較的新しい大学病院で、車で1時間10分ぐらい、電話とバスで1時間ぐらいのところです。

「どっちが通いやすいのか・・・?」

瞬時にメリットとデメリットを頭の中でシミュレーションをしようとしましたが、なんせ「乳がん診断」を受けたばかりで冷静な判断が全くできない状態でした。

私:「一度家に持ち帰って家族に相談してもいいですか?」

医師:「また1週間伸びちゃうよ!今決めてくれれば紹介状も2〜3日でできるよ」

医師の説明ではB大学病院のH医師は知り合いらしく、信頼も高いのでお勧とのこと。医師の後ろにいる看護師も、B大学病を推しているような素振りを見せていました。

私:「じゃ〜B大学病院でお願いします」

最後は、自分の直感を頼りに決めることになりました^^;

ポイント
  • がんの治療を受けていると「決断」を迫られる場面が度々出てきます。家庭のこと、仕事のことなどあれこれとシミュレーションをしてみないと決められない事も出てくると思います。自分で決められない場合や(夫や家族と相談したい場合)、優柔不断な人は、相談できる人を連れていくのがオススメです。(または電話で直ぐに相談できる状態を作っておく。)
ベティーさん
ベティーさん

相談できる家族を連れて行こう!

専門病院を予約する

紹介状は出来次第連絡するとのことで、この日は帰りました。

紹介されたH医師は人気があると言うので、私は帰宅して直ぐにB大学病院に電話をしました。

電話をしてみるとH医師の診療は金・土曜日の午前中のみ。仕事のシフトを確認して、2週間後の金曜日に予約を入れました。

専門病院に行く

クリニックに紹介状を取りに行き、乳がん告知を受けてから2週間後にドキドキしながらB大学病院に診察を受けに行きました。

持っていくもの
  • 紹介状
  • 保険証
  • お薬手帳

まとめ

  • 細胞診の結果次第で次に組織診がありました。
  • 検査は少し高額なので2〜3万円ぐらい持っていくといいです。
  • クリニックの検査で「乳がん診断」が出ると専門病院を紹介されます。なるべく早めに決めた方がいいので、一人で決められない場合は「家族に付き添ってもらう」「すぐに電話で相談できるようにしておく」などの対策をしておく。
  • 専門病院への予約は早めにする。

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